孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

気遣いは行動でしか表わせない

他人に対する気遣いは、つまるところ行動でしか示せません。ということがはっきりとわかる話があったので聞いてくれ。

今の職場は3人体制で、長、主任、平という役職。自分は主任ポストで、長のサポートは小、自分が抱えている業務のボリュームが大、長は自分の抱えている業務大、平は庁のサポート大、その他雑件という業務分担。ざっくり言うとこんな感じ。

で、長がつぶれそう。というのも平の動きが悪いから。なんでも確認を求める、例えば長の業務は多くの場合外出が伴うので、その間の業務の処理、さばきはこれまで平が行ってきていたのだが、外出先にまで電話をして、確認をしてくる。そのせいで長のパフォーマンスが落ちてしまう。要は平がサポート業務を自分で完結できないのだ。

サポート業務の多くは通常であれば非常勤でもさばけるようなものであるが、最終的な決定ができることが平と言えども常勤である者の役割だと思う。そういう意味では自分の与えられた役割を理解していない。能力が低いわけでは決してないのだ。それは平が卒業した大学からもわかるし、単純作業の処理スピードは若さもあるのだろうが目を見張るものがある。しかし、平がいつまでもその仕事の仕方をしている限り、部下を任せることはできないだろう。

どう表現すれば適切なのか、悩むところではあるが、優しすぎる、気遣いすぎているため、なんでも長に確認しないといけないと思っている。ポジション的に平でも重たい結果につながる業務ではあるので、常に責任は付きまとうが、その責任を自分で背負うところがない。話を聞いている限りは長のことを気遣っている。性格的にもずるしそうなタイプには見えないのだが、当然そこは君がサポートすべきところだろう、というところをやっていない。例えば文書の軽微な修正が指摘された場合、それが長の外出中だったり、別対応中で手が空いていたら、対応するのがサポートの役割だと思うのだが。

現状はこんなところ。次回はこういった状況で、では主任の自分はどう動くか、これを考えていきたい。