孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

【感想】アウトプット大全【書籍】

樺沢紫苑作のアウトプット大全を読んだ。作者は精神科医でありながら、作家でもあり、いわゆるビジネス書というか時短術についての著作が多数ある方。限られた時間の中でいかにアウトプットするかについて、一過言ある方。

自分も最近仕事でなかなか自分が思った通りに動けてない、という状況もあって、その原因はアウトプットする訓練がすくなんじゃないかと思い当たることがあったので、この本を読むことにした。

基本的な構成としては、アウトプットにあたってのルール全般、またアウトプットを大きく、話すこと、書くこと、行動すること(話すこと、書くこと以外?)といった3つに大別して、それらを行う際のコツを記載している。話すことで言えば、人に伝えることが重要、コミュニケーションは1回の長さよりも、単純な回数、書くことについては、上手な文章を書くためにはとにかく、たくさん読書をして、たくさん書くことに限るといったこと、そのためのコツとしては、時間を決めてから書くこと、構成を先に決めてから書くことの2つがあげられていた。このブログに関しても書くときにはこれを採用している。行動の部分については、ほぼ心構え的なものが多い。睡眠の重要性など、すこしずれているかなと思うこともあるが、大全ということもあって、定期的に見直すことで効果がありそうなことが書かれている。

アウトプットがどれくらいのレベルでできればよいのか、ということについては、人に教えられるレベル、というか、人に教えることで逆に身に付くという発想。多くの人はインプット過多で、アウトプットが少ない。またこれは直接的には書いていないがその順番的にも、ある程度インプットができたら思い切ってアウトプットしていく方が効率がよい、という観点で描かれている。

具体的なアウトプット力を高める方法として、日記、健康についての記録、読書感想文、ブログなどSNSへの発信など。なるべく人目に触れることで緊張感を持って書き続けることで、アウトプット能力が向上していくようだ。

ブログや読書感想文はあまりかけてはいないが、定期的に続けている。日記についても久しぶりに再会してみようと思う。なお、日記をつけるときにはポジティブな観点で記録するとなおのこと、効果があるらしい。

ひとまずこれらのことについては毎日やって行こうと思う。