孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

週末の話

昨日は朝から散髪。通っている美容室の店長がなかなか話の面白い人でいつもわらっちゃう。通っちゃうといってもこれで切ってもらうの3回目ぐらいだけど。

店長は昔四国のある県の工業高校に通ってたようで、当時のことを聞くと一番始めに思い出したのがヤンキーが周りにいたって話でした。

ヤンキー!30も半ばに近付くとヤンキーという響きが懐かしく思えるけど、正直僕は学生時代はおびえまくっていた。だって暴力が怖いんだもの。店長もそんな僕と同類だの高校生だったみたい。

店長が当時通っていた高校に行くためには路面電車に乗る必要があるんだけど、その電車は2車両しかなくって、一方の車両はよくある話で上級生専用になってて、遅刻遅刻と間違えて乗った日には地獄を見たらしい。

駅に着いてからは自転車で高校まで向かってたんだけど、そこにもヤンキーがいて、ヤンキーは自転車通学の人に声をかけては、「うしろのせてくれや」と声をかけるらしい。こわい。

店長は声をかけられるのを避けるために、電車が駅に着いたら全力で走って自転車に乗っていたらしい。

わはは、と笑いながら聞いていたけど、昔ってヤンキーいたよなあ~。そんでその存在が、めっちゃくちゃいやだった。そいつらというよりも、教員が元気があってよろしい、みたいな雰囲気を出していたり、そいつらの存在によって自分みたいな普通の生徒の時間が奪われてしまっていることに無頓着な教員がむかついていた。ヤンキーというより都合の良い教員にムカついていた。

そりゃヤンキーみたいに明らかに悪いやつらにリソースさくほうが評価の面で良いのかもしれないけど、それでないがしろにされている普通の生徒はどないせいっちゅうのよ。なんてことを思い出した。

散髪も色々ありますね。

英語の勉強が続けられない

昨日のブログで、えらそうに「毎日やることが重要!」なんて言っておきながら、最近英語の勉強が全然できていない。と言っても英語の勉強自体も最近始めたばっかりだけど。英語の勉強なんて、タイピングや筋トレと同じで、毎日コツコツすることが重要で、適当にでも毎日やってりゃそれなりのものになるのに、ってことはわかってるんですけどね。ある程度のまとまった時間を持ってやらないといけないという意識がいけないんだと思う。隙間時間を見つけてコツコツやることが重要。読書と一緒と、軽い気持ちでやり始めるのがいいはず。心理的に壁を感じているならその壁を取り去ることが重要だし、ながら作業は向いていない。筋トレはながらでもある程度は良いんだけどね。それでも集中することはけが防止や、ある程度以上の効果求めるときには大事になってくるんでしょうが。

言い訳になるんですが、他の書籍なんかを読みたいとか思っちゃうんですよね。休日は。平日は出勤時にリスニングしながらとかできるんですけど。まあそういったながらでやっていることに問題があるのかもしれませんけど。

英語を使って何をしたいか、ということがいまいち不明確なせいかもしれません。仕事でなんとなくつかえるだろう、とか、評価にかかわってくるんだろう、とか結構曖昧な理由で始めたのが問題なのかも。比較的コツコツ続いている、筋トレや、タイピングなんかは健康のため、スタイルを維持するため、仕事の効率をあげるため、作業のスピードをあげるため。

また人の時間を奪うバカに声かけられて作業を依頼されたので、とりあえずこの辺りにしておきますが、次回はなぜ自分が英語を勉強しないといけないかについて、検討して行こうと思います。

より具体的にイメージしながらの方が効率があがるし、中長期、短期に分けて目標を設定して行こうと思います。

仕事の話2

前回からの続き。

昨日は新しい部署に異動したことをきっかけに、周りから見て学ぼうという意識が強くなり過ぎた僕が、自分に向いてない方法をいろいろ試してしまった結果、あんまり思ったみたいな成長ができなかった、というお話でした。

見て盗め、とはよく言われるものの、主体性を持ってやる必要はあるし、特に30歳を超えて、それなりに評価されてきてるんだったら、そのやり方が良いってことでそもそも異動させてもらってるんだから、部署に合わせてやり方をまるきり変える必要なんてない。当時の僕は変わりたいという意識が強かったので、まるきり今までのやり方を変えるような気概で取り組んでいた。それがあまりよくなかったね。

さて、その苦い経験を踏まえて、何が仕事をやっていくうえで役に立つか、もう一度改めて整理してみたい。

1.毎日こつこつやること。

2.一日の計画を立てて取り組むこと。

3.午前中に大事なことをやること。

4.中長期の目標を立ててやること

5.睡眠はしっかりとること。

6.お酒は飲みすぎないこと。

7.ストレスをあまりためないこと

8.定期的な運動をすること。

 

今さっと思いついたのはこれぐらい。一つずつ見ていこう。

 

1.毎日こつこつやること。

これは当たり前のこと。なんだけど、やっぱり昔読んでいた漫画の影響か、天才的にががっと追い込む方が感覚としてかっこよく見える。子どもの頃は瞬発力が評価されがちだけど、だんだん大きなプロジェクトや、計画を立ててしっかり取り組まないといけないことにあたっては、毎日コツコツやる人の方がやっぱり強い。瞬発力タイプの人は、やる気とか出さなくても取り組めるように、身の回りを整理するなど、環境を整える必要がある。

大人になってマラソンや、ランニングを趣味にする人がいるが、これ手軽に始められる以外にも、多分コツコツやることの重要さにみんな気が付くからだろうな。学生時代に比べて長距離に対してかっこいいと思う感じ?増えますよね。何というか知的というか。

瞬発力系は脳筋系?

 

取り留めもなくなったところで、今日はこのあたりで。続きは気が載ったらまた書いていきます。

 

仕事のやり方について

 

仕事のやり方とかたいそうなことは、もちろん人に話せることはなんかあんまりないんですが、自分のための備忘録を兼ねて、ここ最近に思ったことを書き留めておこう。

2年ほど前に、部署の異動によって今のセクションで働くことになった。以前の部署ではルーチンワークが多かったので、段取りを組んで、コツコツとやっていた。自分の生活リズムもルーチンに落とし込もうとして、コーヒーを飲むタイミングなんかも決めてやっていたらなかなかうまくはかどっていたと思う。

それが今の部署に来てからは業務の質が変わったこともあって、またちょっと憧れでもあった企画系業務だったもんだから、周りの人を見て学ぼうという意識が強かったんだと思う。突発対応の業務に合わせて、クイック&ダーティーを意識して、と思っていたんだけど、どうもしばらく成果が出ない。覚えなければいけないことも多いがなかなか頭に入ってこない。隣でバリバリやっている人は仕事は早いが机は汚く、なんというか天才肌の人だったので、それはそれでかっこいいなあと思いながらこの人を手本に一丁やってみっか。という感じだった。

それでそれまでやっていた手帳に一日の行動をまず書いて、終わったらおもっきり消して、スケジュールもそこで一括管理して、ということをやっていたのを、スピードを追求するためにやめてしまった。

で、発生した仕事に対して、突発対応を続けた結果、蓄積もあまりないまま、最近まできた。粗いやり方でも慣れというのは恐ろしいもので、何とか形になってきて、仕事に対する余裕も出てきた。余裕が生まれたことで、さらに勉強するか、という意識がでてきて、最近は英語の勉強なんかしたりしてますが、読書もしていて、そんな中で、良くあるビジネス本や効率化に関する本を読んだりしてる。今の良い流れを確実なものにしたいと思ったから。何冊かネットで評判の良いものを見て、実際に購入して読んでみたら、そこには既視感のある言葉があった。

※明日に続く。

英語のお勉強

うちの職場では35歳以下は全員、会社が用意した英語テストを受ける必要がある。2年に1度の受講が義務付けられているが、昨年度は所用によって受講しなかった。

今年は11月の後半に予定されている。例年あまりやる気がでず、この結果が特に何かに用いられるというわけでもないということから、ただただこなすだけで、特に良い点を狙ったわけではなかったのだが、今年はそれにもそろそろ飽きてきたし、何よりもちょっと自分を変えてみたい、ということであと70日余りだが、しっかり勉強して行こうと思う。

高校時代に英検2級を取得したので、英語に関してはそこまで悲観しているわけではないのだが、一昨年に受けた試験では400点ぐらい、あ、Toeicです。ここで言っている英語の試験というのは。

就職してから全く英語に触れる機会がなかったので、そりゃなまっているだろうとは思っていたが、ここまでとは思わなかった。自分でもびっくりしながら、次こそは、と思ったものだ。思ったきりで、3年たってもうとるやないか。

というわけで無理しない程度に勉強して行こうと思うのだが、作戦としてはまずは単語。TEX加藤の金の英単語帳をしっかりつぶしていく。次は文法。これもTEX加藤頼みだ。最終はTOEIC試験の問題集をやっていく。単語と文法は初めの4週間当たりで固めたいと思っている。後半は問題集つぶし。今回は2か月強というある意味短期決戦なので、問題集をガンガンつぶしていきたい。最終的に目標は650点ぐらいかなあ・・・これぐらいとれると継続的に勉強しても良いと思うんだけど・・・

30超えて英語の勉強って、仕事に直結されるとか、昇進に影響があるとか、そういうインセンティブがないとなかなかはかどらない。まあ明確に言われていないだけで、英語能力があるとそりゃ昇進には有利だろうな。幸いにしてうちは海外支部なんかもあるので、英語を使って業務をする姿もイメージできるし。

というわけで、今日からこつこつ、隙間時間を使って勉強していきたい。

がんばります!

 

【後編】きっと、うまくいく【ネタバレ】

昨日書いたインド映画『きっと、うまくいく』の後編。

3時間もある映画なので間にインターバルがある。ので、今回はその後半部分について。

ランチョーと同姓同名の男の正体は地元の名士で、学のないことをコンプレックスに思った男の父親が、その家で雇っていたランチョー(本物)を利用して替え玉として学位だけ取らしていた。ランチョーからしたら教育はしっかり受けたかったので、いうなればウィンウィンだったんだけどね。

色々あって、ランチョーが学生時代に付き合っていたピアとも合流しながら、学生時代のマージュの自殺などを乗り越え、ランチョーは卒業後姿を消す。

最終的にランチョーは自分で学校を作ってそこで教育者として生活をしていた。あんなに優秀だったランチョーも今やしがない小学校の教師か、と例の嫌な同級生に蔑まされるが、結局そいつが契約相手として狙っていた特許保持者として彼の上に立つことに。まあとりあえずはスカッとするラストではあるんだけど、卒業後ほっとかれた同級生二人と、特にピアはかわいそう。ちゃんと連絡とってあげてりゃよかったのに。まあコメディに対してそんな突っ込みいれても無粋というやつですが。

全体的に行き過ぎた教育に警鐘を鳴らすというテーマがあるんだけど、良い感じにコメディを取り入れて説教臭くならないように中和している。インド映画特有の唐突なダンスシーンなど、だらっとみるのにちょうどよい映画。

学長の息子が、学長自身の競争信仰によって追いつめられて死んでるところとか、なかなかどぎついエピソードもありつつ、ラストの出産シーンはベタだけど感動できる。ランチョーの実力を認める学長のシーンもなかなかいい。

ラストシーンのきれいな風景も、ラストにふさわしいし、花嫁姿でバイクで現れるとこも伏線が聞いてて良くできてるなあという感じ。

時間があれば見てもいいと思うけど、3時間だからなあ。。。

そう考えると本1冊読んだ方がマシかもね。

【映画】きっと、うまくいく【前篇】

今日は台風。直撃も良いところだったので、仕事もお休みにして家で雑務。仕事をちょっとに筋トレ少々。昼間からビールも飲んでいい気分だった。もちろん具体的な被害が発生していないから言えることで、被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。

さて、時間もあったことから、映画を一本見た。アマゾンプライムで見れる、きっと、うまくいく、という映画。その昔私がHULUに入ってた時から存在は知っていたのだが(そういえば、大槻ケンヂ筋少のアルバム、Future!の収録曲にこの映画の曲カバーするみたいな話があったとかなかったとか?あやふやです。)、なかなか見る機会がなかった一本。というのも長い。3時間ぐらいある。

当時、これだけの大作を見るのなら、他の映画を見た方がいいんじゃないか?という葛藤があったのだ。インド映画だし、お世辞にも面白そうとは言えないジャケット。後回しにしていたのだが、それから3年くらいたってもしつこく残ってるし、どうやら面白いとまで評価されているではないか。今日こそ、これは見ねばならんと見たわけ。

ストーリーは、インドの国立工科大に進学した学生生活。理不尽な先輩からのしごきや激しい競争環境の中で心を病んで自殺をしてしまう人など、行き過ぎた競争に警鐘を鳴らす。その役割を担うのが、ランチョーという青年。入学当初からそのたぐいまれな頭脳を生かして理不尽な先輩を撃退したり、過度な競争を強いる学長に対してはむかったりしている。知識を詰め込むだけでなく、それでいったい何を成し遂げるのか、すでにわかっていることを詰め込むだけが勉強ではなく、新しいことを知ることが勉強であると学長に打つシーンは面白い。

魅力的なランチョーだが、卒業後、長く失踪しているよう。この映画の主人公は学生時代にランチョーと一緒に学生生活を送った同級生の一人。当時嫌なクラスメイトとの約束によって、10年後また会うことになっていた。が、その場にランチョーは現れず、皆はランチョーの今を探すことに。あれだけ優秀だった彼が、今どうしているのか。

前述の学生生活は、10年後の今、過去の回想によって描かれる。入学当時から何か持っているランチョーとの楽しい、時に悲しい学園生活の振り返りながら、現在のランチョーのもとに。

たどり着いたランチョーの家では葬式の最中。関係者と話し込むランチョーの後ろ姿に話しかける皆だが、振り返った顔は知っている彼ではない。同姓同名で、卒業証書まである。しかもなんと、当時皆で撮った集合写真には彼の姿はなく、先ほどの偽ランチョーの姿が。。。

というところでインターバル。ああ~インド映画ってこういう感じなのね。もっと長いスパンでの娯楽なのねえ。となんだかしみじみ。良いよね。

というわけで話は後編に続くのだが、この映画なかなか面白い。学園生活のばかばかしいギャグにとどまらず、ブラックな現実をしっかりと見せてくれる。先ほどの学生の自殺もそうだし、同級生の家庭は貧困で、同級生の将来に家族の未来を託している。

さらに、ランチョーの失踪という謎をさらに深める展開。後半が楽しみ。