孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

県庁の星

アマゾンプライムで県庁の星視聴。

織田裕二主演。柴崎コウがヒロイン。県庁のエースである織田裕二が民間企業との人事交流で地元のスーパーへ出向。その頃県庁では200億円規模のプロジェクトを進める予定で動いていたが、箱モノ行政との批判を避けるために、民間企業のノウハウを勉強するため、という名目で始まった研修。つまりこの研修を乗り切れば念願の200億円のプロジェクトを進めることができるということで、張り切る織田裕二。恋人も応援してくれている。

スーパーに着任した当初は県庁でのやり方と地元スーパーの既存のやり方でそりが合わず、衝突を繰り返す・・・とまあ民間企業と公務員あるあるみたいな話。ここで描かれる織田裕二は仕事はできるかもしれないが冷徹で、しかもその仕事のやり方も民間企業では通用しない、といったもの。でぶつかりつつもお互い良い面があるよね、初めは成果の出なかった織田裕二、スーパーでは県庁さんと呼ばれる、県庁さんもだんだん成果が出るようになって、みんなに好かれるようになってさよなら。

でもその間県庁の方では200億円のプロジェクトが進んでいて、自分が戻るころにはポストもない状態。それでも、スーパーでの経験を活かして、生活市民課へ。

ストーリーは全般的にベタ。それでまた2018年現在、織田裕二が、その存在自体が古臭くなっているので、なかなかきついものがあるんだけど、ベタだけに素直にみるとなかなか泣ける展開で驚いた。

ラストの予算削減シーンはコストの精査で200億円を80億円で実施できるという案をぶっちゃける織田裕二は超かっこいい。立場は違うが、今自分の所属している組織と同じような状況で自分を貫く県庁さん、えらいなあ。。。

気が付くのが遅くてもそこから始めればいい、というセリフから、民間の企業で学んだことを語るシーンはすごく良い。素直に謝り、素直に教わり、改革のためには仲間がいる・・・自分には足らんことばかり、と思いつつ、今日はこのあたりで。