孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

西国立志編、または自助論

 サッカーの本田圭介氏も読んでるという表題の作品。昔の人は環境が悪い中でとにかく一生懸命頑張っていたとう話がエピソード交じりに説明がある。強調されるのは成功者は特別な才能があったわけではなく、ただひたすらに努力を積み重ねた結果である。ということ。時に厳しい環境下で当人の代では成功を掴むことができなかったが、未来が評価した人物についても言及されていることも特徴だ。

 「天は自ら助くる者を助く」がこの本のテーマ。タイトルもself helpから自助論と訳され、その内容から西国立志編となっている。でもよくよく考えると先ほど書いたように、当人の代では評価されなかった人物にもスポットがあてられているので、天、助けてくんねーじゃん!という気にはなる。まあまだ4分の1程度を読了したところなので、今のところは個人の真摯な態度での努力がとても重要、というタームでこれから周りの人の助けも必要になるんだよ。という論理展開がされていくのかな。