孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

今後の自分の学習計画

早起きして業務関係の資料、業務というよりも自己研鑽に近いが、その資料を朝読んでいた。秘書業務に係るもので、その仕事を情報管理業務、庶務業務、接遇業務の3つに大別して語る論文だ。100ページ近いもので少々読むのに時間は係るが、実践的な内容の、さらに概要をつかむためには前半だけで十分。後半は西洋と日本の秘書の歴史的存在形態や、秘書業務の変遷についてかかれているので、今まさに秘書に携わるものにとっては前半だけで十分ということだ。

さてこれを読み進めていくうちにブレーン的秘書というものがどういったものかを明らかにしていくのが論文の趣旨だったかと思うが、そういう意味ではこのブレーン的秘書が何をさすのかはあまりわからなかった。先ほど述べた3つの項目を高いレベルでこなすだけでは補佐的秘書で止まるように思う。さらに上のレベルをもとめるのならば、自らが企画提案できる機能、一般的な秘書の能力を向上させるとともに、専門性にもとずいた自分の強みをプラスアルファしていかなければいけないと思う。

秘書業務自体に専門性がないわけではないが、トップの資質との組み合わせという部分もあるし、秘書の有能、無能でトップの能力が変わってくるか、というところは、そこに影響が出るほどの秘書というのは少ないと思う。かなり有能な秘書であっても、それは秘書という業務の本質はトップのサポート、それもメンタル的な部分に踏み込むとするならば、秘書の手柄というのは陰日向に咲くものであり、あの秘書が有能である、というようなやり方は逆説的に秘書らしくないのではないか、と思う次第だ。時々、秘書経験者のインタビューなどを読むと、そういった自負が滲み出ていて、少々げんなりする部分もある。このあたりは判断が難しいのだろうが。

さて自分の場合でいうと、秘書の基本的な能力の担保のため、秘書検定2級は取得したのでこれをさらに磨くべく1級取得を目指したい。加えてそこから派生する英語能力と、自身の強みであるITへの強みを形に残すべくまずはITパスなどの簡単な資格の取得を目指そうと思う。