孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

文章を書くにあたって。

 まだうだうだ言いながら文章を書きたいと思っている。自分はなぜか昔から小説が書けると思っていた。小説を読むことが好きだったから、自然と物語を作ることに興味を持っていたのだと思う。まじめだった自分はいきなり良いものを書きたいと思った。よく聞くことだが、いきなり完成度の高いものを作ろうとすると、えてして失敗しがちである。僕もそのうちの一人となった。というか、書き始めることすらできなかった。書きたいことが特にないのだ。特になくても生み出すことができるのが本当の才能だと思う。今はほぼ自動筆記に近い形で脳みそからでてくる言葉を書き連ねていっているが、きっとこの先に自由に文章をかける日が来るのだろうと思っている。なぜなら文章を上手に書けるようになるにはとにかく書きまくるしかないから、って誰かも言っていたし。とりあえず毎日1200字程度は書いていきたい。

 頭に浮かんだ言葉というのは、ある種誰かに向かって話しているのと同じで、これを続けると日常会話もきっと上手になるはず。

 そうそう、いきなり完成度の高い小説を書こうとして、しかも書きたいものがないのに小説で表現したいと思った理由はもう一つある。実は自分、それなりに話すことについては自信があったのだ。小中学生のころ、自分はクラスではそこそこ面白い人間であると自負があった。周りにいた友人たちより、狭い世界ではあるものの読書はしていたし、話せば人を笑わせていたということもあって、自分には何となく物語を作る才能があるのではないかと思っていた。でもそれは誤りだった。

 自分が頭の中で作る物語も、話す言葉もすべて誰かの借り物、もっと端的に言うとパクリだったのだ。昨日見たテレビで芸人が言ってたネタをそのまま話す、漫画で読んだネタをそのまま話す。学校ではそれで笑いがとれるし、別に誰も元ネタなんて気にしないし。深夜ラジオで聞いたネタをそのまま自分のネタとして話したこともあったように思う。今考えると本当に恥ずべきことだ。

 大学生活と、その後のニート時代を通じて、人ととのかかわりを失った僕は、一時期人との会話をほとんど行わない時期があった。一日のうち声を出すのがコンビニに弁当を買いに行く時ぐらい。この生活を1年も続けると、あっという間に脳の回転が遅くなる。小中とクラスで爆笑王(笑)だった私は、実は自分は頭の回転も速いのだ、という妙な自信もあったのです。恥ずかしながら。

 いや、もともとそんなに早くなかったんじゃないの?といぶかしがる人もいると思う。でもこれ、家族にも心配されるレベルで言葉に詰まったりするので、自分の思い込みではないと思っている。脳梗塞などの気も、そういった状況から抜け出して10年ぐらいたった今、特に健康被害も出ることなく健康に生活していることから、ないと思っている。

 ということで本日のまとめは文章をうまくなるための第一のステップとして、毎日書く、書きなぐる、頭に浮かんだ言葉をどんどん文章としてまとめていく、まずはこれが重要ではないかと思う次第です。

しかし、ただただ文章を垂れ流すにしても制限時間を設けるとより効果が高まると思っている。今回の記事も途中、PCの調子が悪く、再起動がかかったり、タブがクラッシュしたりの被害に見舞われながらも15分程度で書いている。自分の理想では2000文字を10分で書けるようになりたいと思っている。それってタイピングスキルの上達もポイントになってくると思うが、まずは言葉がどんどんと出てくるように、そのための訓練として当ブログを使っていこうと思っている。

明日もいい日になりますように。