孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

低文章作成能力者の学び。文章を上手く書くために。

今日は企画書作成業務をシコシコと行った。自分の頭の中では壮大なストーリーが出来上がっているのだが、どうも紙面に落とし込むと迫力がない。そんなものか?と思いながら眺めるとどうも面白くなさそうな企画だし、そもそも何を言っているのか、論理的に破綻を起こしているのではないか、と思い始めてしまうともうダメで、どんどんどんどん作成が遅くなる。その一方で周りの人たちはどんどんと作業を進めていく。ああ、俺ってばやっぱり企画業務に向いていないのね・・・と思いながら、今更ながら文章を作成するコツのようなものを勉強しようと思っている。

テキストはその昔に買ったばかりで本棚で埃をかぶっている「外資系コンサルのビジネス文書作成術」を元本として、文書作成技術を高めていきたい。そういう意味ではこのブログの更新も文書作成能力向上のための一環なのだが、どうも効果が表れているように思えない。信じて進めるしかないのだろうが・・・

ビジネスマンとして文書作成能力って結構基礎的なスキルだと思うのだが、省みると自分はそれをなかなか使う機会がないまま結構なおっさんになってきてしまった。いわゆる中堅どころに片足を突っ込み始めている。若手と中堅な微妙な時期に人な花咲かすかと気軽に社内公募のコンペに業務改善の企画を持ち込んだことが不幸の始まりだった。喋りの方は、皆さん心優しい方が多いので自分が一生懸命、脂汗を流しながら話すと、熱意だけは伝わるようで、「ようしわかった!みなまで言うな!君がそんなに熱心ということは、君に任せようじゃないか!」とありがたいことに思ってくれるみたいで、なんかぬるっと通じちゃうんだけど、これ全然論理的な展開じゃないし、そのおかげで今ひいひい言うてるしで、大変困る。自分で提案しておいてなんだが、ちゃんと中身見なさいよ、あんた!と言いたくなる。

あらためて自分の文書作成能力の低さを認識するとともに、周りの人の能力の高さがようやくわかってきて、恥ずかしい次第。特に今時の若手なんかみんな文章が上手い。やっぱりSNS世代だからかしら。

自分なんかはメール一本書くにしても1本下手したら10分とか平気でかかっちゃうときがある。なんかぼーっとしちゃうし、文章を何回も見直すので、その分時間がかかってしまう。メールをだーっと打って、見返すことなくエンター、ターン!ていう人もいると思うが、自分は怖くてそれはできない。石橋を叩いちゃうせいで作成が遅くなってしまう。基本的にテンプレがないと、文章も作れない。メールでコミュニケーションとかすごくハードルが高い。

さて少々雑談に走ってしまったが、今日学んだ文章作成の技法は5w1h、何を今更というかもしれませんが、いつ、どこで、誰が、何を、どうした、を抑えながら、なぜ(なんのために)、(具体的に)どうした、をしっかり説明することが重要ということを学んだ。特に後半のwhy、howは、そのボリュームをしっかり設けることで、読み手にわかりやすい文章になるとのこと。当然そんなことはわかっとるわい、という話かもしれませんが、残念ながら筆者は文章作成能力が低いのでした。基本的なところからあらためて抑えていきたいと思います。