孤島の鬼

日々の備忘録。文章表現、感情表現の練習の場です。更新はなるべく毎日・・・

最高の人生の見つけ方

アマゾンプライム最高の人生の見つけ方を視聴した。

ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン主演。

余命幾ばくもない黒人男性、モーガン・フリーマンが、同室となった大金持ちのジャック・ニコルソンと一緒に死ぬまでにやりたかったことをどんどんやっていくストーリー。それだけで面白いのだが、演じるのが名優二人なので、さらに引き込まれる。

二人の人となりを紹介すると、モーガンフリーマン演じる黒人男性は、自動車整備工をしながら家族を立派に育て上げ、家族からの信頼も厚い、ただひとつ、気になるとすれば家族に自分のすべてをささげてしまったこと。本人に後悔はなかったはずだが、思っても見なかった、自らの人生のあまりに早すぎる終わりの到来に、自分の時間があまりなかったのではないかと考える。医者から寿命を宣告されたあと、棺桶リストという、棺桶に入るまでにやっておきたいことをリスト化した。

このモーガンフリーマンと同室となった病気の男、ジャック・ニコルソンは、一台で10億ドルもの資産を築いたビジネスマン。皮肉屋で思ったことをずばずば言う彼も、病気の前では意気消沈。死ぬまでの間をどのように過ごすか思い悩んでいる。そんな中であった同室のモーガンフリーマンが書いた棺桶リストをみてしまったことから、自分が持っている資産を使うことに。

死期が近いという共通点を持つ二人が仲良くなるのにはそんなに時間はかからず、ある日モーガンフリーマンが書いた棺桶リストを目にしたジャックニコルソンは二人でそのリストを消化する旅に出ることを決意する。モーガンフリーマンには嫁がいたが、がんで苦しんでいるモーガンフリーマンが、その余命をいかに楽しく充実したものとして過ごすか考えているに対して、延命するように、抗がん剤治療を受けるように進める。病気の副作用で、治るかもわからない状態をいたずらに伸ばすよりも、まだ動けるうちにやりたかったことを済ませてしまいたいモードとなったモーガンフリーマンは家族を置いて旅にでる。

ジャックニコルソンはこの奥さんから、生前に旦那を奪ったとののしられるが、映画の後半、奥さんの良さもでてくるので、まあムカつかずに見てくださいや。

全般的にお涙ちょうだいのストーリーでこんなことを言うのは野暮というものだが、まあご都合主義よなあ。そりゃあ金があったら面白おかしく暮らせるわい。