天候とこどもを虐待したあの事件
梅雨に入ったから天気が悪い。低気圧になると気持ちがどんよりする人も多いかと思うが僕もそのうちの一人だ。30過ぎてから自分のメンタルと天候がリンクするようになってきた。晴れてるときは気持ちいいし、雨の日は少しテンションが下がる。単純と言えば単純だ。しかしおじさんになってきてるにもかかわらず、心は昔以上にセンシティブになっていくとはなあ。
センシティブになる理由はもう一つある。それは、例の両親がこどもを虐待した事件。毎日報道される中で事件の詳細がいやでも入ってくる。こどもが両親に残した手紙の内容を読んだが、心が張り裂けそうになる。休憩時間にスマホでニュースを追っていた時に件の手紙を読んだせいで、目がうるんだ。
一体なぜこんなことになってしまったんだろうか。結果に関しては理解できないが、過程は理解できる。子どもと付き合いをしていると、かわいいと同時に憎たらしい瞬間が、ある。自分の子供でもこれはほとんどそうだろう。いつだってにこにこと対応できるって人もいるのかもしれないが、決して一般的ではない。そう思う。
子どもに対して、イライラしながら、そんな自分に嫌悪感を感じて、いかんいかんと一緒に成長していくのが親だと思う。